2010年12月の割賦販売法の改定に伴い、加盟店の皆様もカード会員の個人情報・クレジットカード番号等の適切な管理が求められるようになりました。また、消費者保護の観点から「利用者等の保護に欠ける行為」に関する情報の登録・利用も開始されました。包括加盟店、包括代理加盟店およびクレジットカード情報に関る業務を委託している加盟店さまは、各テナントならびに委託先へも周知徹底くださいますようお願い申しあげます。以下詳細をご確認いただきご理解・ご協力を賜りますよう宜しくお願い申しあげます。
クレジットカード番号等の適切な管理
安心・安全なカード取引
必要以上の情報は保持しないでください
クレジットカード番号等カード会員の個人情報は必要以上に収集・保存はせず、保管が必要な場合は、安全な場所・方法で適切に管理をお願いいたします。詳しくは「クレジットカード情報の漏えい・紛失等を防ぐために」をご参照ください。
漏えい・紛失等が発生した場合の再発防止について
貴社、および貴社のテナントまたは委託先でクレジットカード番号等の漏えいや紛失等の事故が発生した場合には、当社は、貴社または貴社のテナントまたは委託先に対して類似の漏えい・紛失等の事故が再発しないための対応措置をお願いすることとなります。
貴社の委託先へのご連絡について
上記内容については、貴社より各テナントならびに委託先に対してもご案内をお願いいたします。
加盟店情報交換制度について
割賦販売法の改正に伴い、消費者保護の観点から利用者等の保護に欠ける行為に関する情報を登録、及び提供する加盟店情報交換制度がスタートしました。
利用者等の保護に欠ける行為とは
【主な事例】
販売勧誘に関するもの:お客様を誤認させるような言動、重要事項の不告知など
契約解除に関するもの:正当な理由がないにも関わらず返品・キャンセルを拒否することなど
利用者等の保護に欠ける行為に関する加盟店情報交換センターへの登録について
- お客様からの苦情に基づき、事実関係の確認、苦情の原因を究明した結果、利用者等の保護に欠ける行為によるものであると判断した場合、所定の事項の調査・確認を行い、且つ当該加盟店の情報を加盟店情報交換センター(以下「JDMセンター」)へ登録します。
- 上記事実が判明し、苦情の再発防止のための改善が必要と判断した場合、その状況に応じて所定の措置を講じます。
JDMセンターに登録された情報は、加盟店契約の申し込みを受けた際の加盟店審査並びに加盟店契約締結後の加盟店調査、及び取引継続に係る審査等の目的のため、当社を含むJDMセンター加盟会員会社によって共同利用されます。
JDMセンターに登録された情報についてのお問い合わせ先
一般社団法人日本クレジット協会加盟店情報交換センター
東京都中央区日本橋小網町14-1 住友生命日本橋小網町ビル
TEL:03-5643-0011
クレジットカード情報の漏えい・紛失等を防ぐために
クレジットカード番号等の漏えい・紛失等は、対象の会員にご心配・ご迷惑をおかけするだけでなく、事故を起こした加盟店に対するお客様の信頼を損ないかねません。また、事故の収束に向けても多くの対応が必要になります。こうした事故を未然に防ぐため、加盟店の皆様におかれましては、日ごろのクレジットカード情報の取扱にあたり、以下ご注意くださいますようお願い申し上げます。
1.「センシティブ認証情報」の収集・保持は禁止されています
「完全な磁気ストライブ情報」、「セキュリティコード(CAV2、CVC2、CVV2、CID)」、「暗証番号」は、加盟店における保持が禁止されている情報です。
万一、貴社システム内にこれらの情報が保存されている場合、速やかに消去し、以後保存なさらないようお願いいたします。
2.クレジットカード番号等のデータを保持するには、「情報の不保持化」「PCIDSSへの準拠」が求められています
「クレジットカード番号」「有効期限」「会員名」などのクレジットカード情報は、必要以上に保持をしないでください。また、保持する場合は、以下のいずれかにより情報の保護を図ってください。
- PCIDSSに準拠した外部業者へクレジットカード情報を預ける
- 自社でPCIDSSに準拠した上で、クレジットカード情報を保存する
PCIDSS:クレジットカード情報の保護を目的としたデータセキュリティ基準です。
3.売上票のカード番号の一部、および有効期限の非表示化にご協力ください
弊社では、伝票紛失時等によるカード番号等の情報漏えいリスク防止のため、売上伝票上のカード番号の一部と有効期限の非表示化を推進しております。